オーバーホール

当店のこだわり

旧車などは特に純正部品調達も難しい状況にあります。
通常の街乗りしか行わないお客様にはノーマル維持のリフレッシュメニューをお勧めしておりす。
走行会やモータースポーツに興味が有る方、フィーリングを向上させたい方は、ピストン重量0.01g単位までの細かな計測を行い作業を行っています。また、面研による圧縮比の調整などこれまで、数十台のエンジンをオーバーホールして参りました。
オーバーホールと合わせて、ポート研磨、コンピュータセッティングなど各種仕様までご安心してお任せください。
また、良いエンジンは良い状態の制御調整機構が必要です。
車両の状態をトータルで向上させなくては良いエンジンも無駄になる可能性がありますので、特に燃料系統などはターボ車両に重大なトラブルを起こしかねません。ご注意下さい。
リンクでは車両ごとの弱点部品、摩耗、損傷しやすい部品など強化必要部品をWPC、DLC加工し組付け推奨しております。

ホンダビート E-PP1 E07A

スズキカプチーノ EA11R F6A

マツダAZ-1 EA11R F6A

ダイハツコペン L880K JB

その他車両OH

2004.08.10 ビート エンジンOH H3年式 80000km

　①シンダブロック＆オイルパン
　②シリンダヘットassy
　③EXポート
　④燃焼室＆バルブ
　⑤ピストンassy
　⑥クランクメタル＆コンロットメタル
　⑦バルブスプリング IN&EX
　⑧EXバルブフェース＆ステム
　⑨シリンダブロックassy

①シンダブロック＆オイルパン

走行約80000kmのEA07エンジン外装+内部状況です。風が通りにくいエンジンルームですから、ホコリも溜りウォーターホース・エアーホース類の痛みが目立ちます。シリンダーヘット＆ブロックのアルミの腐食状況も進んでます。エアークリーナー内部、スロットルボディーもブローバイガスのスラッジが溜まっています。アクセルペダルが重たい症状は要注意！オイルメンテナンスが悪かった様で内部は、スラッジがこびり付いてます。油温が上がりやすく回るエンジンですから、やはりこまめなオイル交換が必要です。

②シリンダヘットassy

シリンダー同様スラッジがひどい状況です。
外見は洗えば良いのですが、ロッカーアーム・カムシャフトのカジリがおこりやすく周動部分の動きが悪くなってます。

③EXポート

バルブシート部は虫食い状態！
ポート内部までカーボンが詰り排気抵抗になってます。
燃料はハイオクでないとひどいですネ！

④燃焼室＆バルブ

ガーボンビッシリ！ ブローバイガスが出ている状態での走行や自己清浄作用が行われないとカーボンが付着しやすいです。
エンジンオイルも良い物を使用しましょう。

⑤ピストンassy

燃焼室と同様ピストントップにはカーボン付着！
ピストン側圧側はスカッフ（キズ）が見られ磨耗しています。シリンダーとのクリアランスが増えピストンが首振り状態だとこの様な状態になりなす。
もちろん粗悪オイル、メンテナンス不足による油膜切れも考えられます。ピストンリングも張りがなくシリンダ接触面は磨耗が激しい状況です。

⑥クランク・コンロッドメタル

部分的にメタルへ荷重がかかり表面が剥離しかかってます。
オイルメンテナンス不良によるクリアランス過多や回転バランスずれ、シリンダラインずれなどが考えられます。

⑦バルブスプリング　IN&EX

バルブ全長（自由長）が新品より短くなってます。荷重に対して反発力も弱く高回転時にサージングを発生させます。

⑧EXバルブフェース＆ステム

バルブポート同様フェース部にもカーボンの蓄積があり、バルブシートとの当たり面は虫食い状態。
当り幅も限度値の1.8mmを超えています。バルブステム部はオイル不良やバルブガイドとのクリアランス不良、熱などで無数の立てキズが入ってます。
この状況で走行するとバルブオイルシールを痛め、オイル下がりの原因となります。

⑨シリンダブロックassy

グレード：ＳＰＥＣ－A

車種：ビート E-PP1 エンジン型式：E07A　排気量：660cc
価格：円
スペック内容：シリンダーヘッド、シリンダーブロックオーバーホール
各部分解洗浄、オイルシールガスケット類交換
ロッカーアームシャフト交換
バルブシートカット、擦り合わせ、バルブスプリング交換
ピストンリング、メタル類交換

グレード：ＳＰＥＣ－C

車種：ビート E-PP1 エンジン型式：E07A　排気量：660cc
価格 :円
スペック内容：シリンダーヘッド、シリンダーブロックオーバーホール
各部分解洗浄、オイルシールガスケット類交換
ロッカーアームシャフト交換
バルブシートカット、擦り合わせ、バルブスプリング交換
補修ピストン交換、ボーリング加工、メタル類交換
（使用ピストンにより価格変動あり）

グレード：ＳＰＥＣ－S

車種：ビート E-PP1 エンジン型式：E07A　排気量：700cc
価格 ：円
スペック内容：シリンダーヘッド、シリンダーブロックオーバーホール
各部分解洗浄、オイルシールガスケット類交換
ロッカーアームシャフト交換
バルブシートカット、擦り合わせ、バルブスプリング交換
68Φピストン交換、ボーリング加工、メタル類交換
（使用ピストンにより価格変動あり）
※競技用

グレード：ＳＰＥＣ－SS

車種：ビート E-PP1 エンジン型式：E07A　排気量：700cc
価格 ：円
スペック内容：シリンダーヘッド、シリンダーブロックオーバーホール
各部分解洗浄、オイルシールガスケット類交換
ロッカーアームシャフト交換
バルブシートカット、擦り合わせ、バルブスプリング交換
メタル類交換、バルブ類交換
68Φピストン交換、ボーリング加工
シリンダー上面研磨、シリンダーヘット面研磨
（使用ピストンにより価格変動あり）
※競技用

グレード：ＳＰＥＣ－Ｖ

車種：ビート E-PP1 エンジン型式：E07A　排気量：700cc
価格 ：円
スペック内容：シリンダーヘッド、シリンダーブロックオーバーホール
各部分解洗浄、オイルシールガスケット類交換
ロッカーアームシャフト交換
バルブシートカット、擦り合わせ、バルブスプリング交換
メタル類交換、バルブ類交換
68Φピストン交換、ボーリング加工
シリンダー上面研磨、シリンダーヘット面研磨
ポート研磨、WPC、DLC加工、ブラスター洗浄施工
（使用ピストンにより価格変動あり）
※競技用

エンジンオーバーホールと同時にオーバーホールをお奨めします。（同時に行うことで脱着工賃が省けます。）
１０万キロ走ればベアリング等は消耗し異音やギアの入りが悪くなります。
またシンクロ機構はシフトチェンジのたびにぶつかり擦れながらギヤチェンジを行っています。当然摩耗しやすい部品となります。
シンクロ機構はギヤ本体にも一体で成型されています。摩耗が酷ければギヤ本体も交換が必要になります。
しかし旧車となるとギヤ類は廃番、シンクロ機構構成パーツの品薄です。何時廃番になるか分かりません。手遅れ前にオーバーホールをお勧め致します。
リンクではシンクロ機構、ギヤ本体などに摩耗に強い表面加工を施工後、耐久性を向上させて組付ける事をお勧めしております。

ホンダビート honda beat
価格：30,000円～（同時OH）

スズキカプチーノcappuccino
価格：30,000円～（同時OH）

マツダAZ-1 mazda az-1
価格：30,000円～（同時OH）